0001_sputum こんにちは こんばんは おはようございます こりおです。密かに再開です。 明日の細胞は喀痰の強拡大像です。細胞所見やご意見等々よろしくお願いします。 Share [今日の細胞]:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして友達にメールでリンクを送信 (新しいウィンドウで開きます)クリックして印刷 (新しいウィンドウで開きます)いいね 読み込み中… 関連
壊死性背景に、裸核様のN/C比の高い細胞が合胞状に出現。結合性は低く、周囲にも同様の細胞を数個認めます。核は類円形で、軽度の大小不同が見られ、クロマチンは細顆粒状。核小体は見られるものも有るが、不明瞭。以上より小細胞癌を疑います。 返信
あたしが一番乗り? PCでアップで見ると全然違うー ってことで今度からPCで見ることに決定ww 所見 粘液性?(ネクってはない感じ)背景に結合性を持った集塊で出現 N/C比高く裸核様で細胞質はほぼなし 核は円形~類円形で大小不同は軽度 クロマチンは微細顆粒状で軽度増量 核小体はあるがそんなに目立たない 診断 adenocarcinoma 木目込み様配列で圧俳してたらsmallかもだったんだけど、 なんだかこれ重なり合ってるだけなんでは… それになんだか核内封入体的なものとか、 切れ込み的なもとのかが見えたり…見えなかったり… きっとせんせーのことだから一発目から引っかけてやろーと思ってるんではないだろかww ゆきは引っかからない!!!! とか言ってフツ―にsmallだったりして…ww 返信
ゆきんこはやっぱりsmallにします!!!! だってやっぱりこの裸核な感じとこの結合性は… 誰がどう見てもsmallなんではないだろか… しかもこれ封入体なのか???? 切れ込みなのか???? ナゾ―!!!!ww 深読みしすぎたあたし… それにやすんこに『2億パーsmallだよ!!!!』って言われちゃったし…… 返信
壊死を伴う背景に小集塊状に細胞質の乏しい小型細胞が出現しています。細胞境界は不明瞭で核の圧排像を認めます。核クロマチンは微細顆粒状に増量がみられます。以上の所見より小細胞癌を疑います。 って言ってみます! 帰宅してパソコンで再確認したらまた更新させてもらいまーす! 返信
気合い入れて書いたのに消えた…アドレスは必須なんですね… 壊死がみられる背景に所々圧排した配列を示した裸核様の細胞が出現。大きさは成熟リンパ球の4倍位。核は類円形で縁は明瞭だがしわは目立たない。核小体も目立たない。クロマチンは細顆粒状。以上より小細胞癌。 返信
ゆきんこに『2億パーsmall』と言ったことを晒されてしまったのでsmallじゃなかったらゆきんこに土下座して足の指舐めてハイヒールで踏まれます!*´д`ハァハァ← で、責任持ってadenocarcinomaの否定理由。 その1:裸核様で細胞質無いほどにN/C比が高い。ゆえに核の偏在性も不明。ゆえに柵状配列等も見られない、腺腔形成も見られない。PCで超拡大すると集塊中に円形に並ぶ様な配列も見られますがロゼットはsmallでも見られる所見。 その2:クロマチンが増量して見える。比較対照が自分にはちょっと見つかりませんでわかりませんが、adenoだったらユウクロマチンなのでもっとクロマチンはファインになるかと。喀痰だから変性して濃く染まってくる可能性も有りますが。 その3:核小体不明瞭。adenoは明瞭。 その4:重積軽度。adenoがこれだけの細胞数の集塊で出たならば重積ももっと見られて良いと考えます。 以上よりadeno否定。 鑑別としては基底細胞増生やSCCの小細胞型を考えます。 基底細胞増生あんまり見たこと無いですが、核は大小不同等無く均一な細胞像だと思います(予想) SCCの小細胞型は見たことないのでわかりません(笑) 似たような像で出るのかなと勝手に思っています(笑) 返信
小型で細胞質の極めて乏しい裸核様細胞がインディアンファイルとまではいきませんが軽度の重積を伴って見られます。 クロマチンの増量を認めますが、細顆粒状で核小体はほとんど認めません。 以上のことから小細胞癌を疑います。 返信
初カキコです。よろしくお願いします。 画面左下に壊死物質が見られます。 結合が疎な細胞集塊で、集会の上あたりに木目込み様配列が見られます。 細胞は画面右上のリンパ球(ですよね?)の2~3倍ほどあり、裸核状でN/C非が非常に高いです。 核は類円形、一部に決め込み様配列に伴った核形不整が見られます。 クロマチンは細~粗顆粒状で、核小体は目立ちません。 以上のことから私もみなさんと同じ small cell carcinoma を考えました。 返信
こんなに真剣な議論があった後に書き込むのもちょっと気が引けますが… 少量の壊死物質を背景に粘液を伴い、ある程度の結合性を有する細胞集塊が見られます。集塊に腺腔構造は見られず、一方で木目込み様配列が目立ちます。個々の細胞は裸核状で核小体は不明瞭、細胞質はとても淡いです。 以上より小細胞癌を考えます。 返信
パソコンで見てみました! やっぱsmallでいんじゃないっすかね! 背景に見られる少量の壊死も確認できたし、 大きさが微妙だったんですが好中球も確認できたし、 圧排もくっきり。 大きい画像で確認したかったことは出来ました。 修了試験のスクリーニングでみたsmallも こんくらい重積してたんじゃないかなーって 思う今日このごろです 秋雨ですねぇ 返信
背景に壊死物質が見られます。細胞を見るとN/C比の極めて高い小型裸核状の細胞が、圧排性~軽い重積性に出現しています。一個一個の細胞を見るとクロマチンが増量、核の大小不同が見られますが核小体は認められません。以上より小細胞癌を考えます。 先生!!!核の中に核内封入体みたいなのがあるような気がするんですけど、これは核内封入体ですか?それとも、気のせいでしょうか? 返信
ゆきんこは集塊の7時方向?くらいのところの ロゼットっぽくなってるところの真中の細胞が 核内封入体っぽく見えましたー あと所々切れ込みっぽいのも見えるんですけど これも細胞が重なってそう見えてるだけですか? 返信
こんにちは 核内封入体っぽい所見よくわかりました。細胞を詳細によく観察されていて脱帽です。確かにそれっぽい所見見当たります。ただ、これが本当に核内封入体かどうかは正直わたしにも不明です。 腺癌細胞に認められる核内封入体は、封入体の輪郭が不明瞭なものと輪郭が明瞭なものがあります。不明瞭なものは本当に不明瞭ですが、封入体内部に相当する部分にクロマチン顆粒とか認められず、白っぽくぬけています。 輪郭が明瞭なものはその輪郭は核縁と同様の所見を持っており、核形不整の一所見と考えて良いです。 で、提示した画像ですが、輪郭は微妙に輪郭があるようにも見えるし、無いようにも見え、判断が難しいです。不明瞭な輪郭と考えた場合にはやや明瞭な所見ですし、明瞭な輪郭と考えた場合には逆に不明瞭すぎです。 ということで、私なりの結論としてはたまたま封入体のように観察されるもので、封入体ではないと思います。 返信
核内封入体の件、解説ありがとうございます。 これを核内封入体と思い込んでしまったぱっかりに… この一つではなんとも言えないですよねww 『インディアンファイル』と『圧排』の違い……???? 同じような意味合いで使っていました でも外部の先生でも教科書でも同じような意味で使ってるよね?ww すごくざっくりとしたあたしのイメージでは 『インディアンファイル』はsmallに特異的な表現の仕方で、 一列ないし数列に連なって圧排してるイメージです 細胞(核)も四角くなる感じww 『圧排』は配列関係なく圧排があったら圧排なんでは? だから圧排はsmallに特異的な表現ではないと思う ごめんなさい、完全にイメージです!!!! 難しくて分からないよー…… 返信
イメージで書きます… 「圧排」は核の配列を示す時に使うことが多いかと思います。 ヘルペス感染細胞の所見に「核の圧排」とあることから、配列に規則性がなくてもよいし、同一細胞内の核の状態をあらわすこともできます。 細胞の形ちで圧排ってむしろ相互封入像…?? 対して「インディアンファイル」は小細胞癌の個々の細胞の配列を示すときのみ使えるのではないでしょうか。 横並びに細胞が互いに押し合いながら(核を変形させながら)並んでいるイメージです。だから細胞質は介在した方がいいのかと。 今回の写真では個別の細胞だけど核同士が接して変形しているかのように見えたので圧排を使って所見を書いたのだと思います。 返信
インディアンファイルも圧排も隣接する細胞や核が圧迫しあってるイメージなんですが…インディアンファイルは核と核が接しながら横に伸びてく細胞配列のことだと思います。 で、圧排は決まった細胞配列はなく、ただ単に細胞同士が圧迫しながら結合してる感じだと思うんですが… 返信
インディアンファイルは核が一列、または数列横に並んでいるイメージで、圧排は核が押し合いへしあいしているイメージがあります。 どちらかというと、インディアンファイル状配列だと重積っぽくは見えないと思いました。だから今回はインディアンファイル状には見えませんでした。 返信
書き込み遅くなりました・・・ 今回の写真 比較的きれいな背景にN/c比の非常に高い小型な細胞が合胞状に出現。結合性は緩く、孤在性に出現している細胞も認められる。集塊の一部は圧排性を示している。 細胞質はほとんどみられず、裸核様の細胞である。 核は類円形で軽度の大小不同があり、クロマチンは細顆粒状で増量している。 核小体は小型で目立たない。 以上のことから、small cell carcinomaと考えます。 インディアンファイルと圧排の違いについては・・・ 私もイメージでしかないのですが、 インディアンファイルは細胞同士が押し合い、核が変形しながら、さらにそれが一列ないし数列にならんで配列しているような、この名前に由来するような像 圧排は配列の形態に関係なく細胞同士が圧迫して、ギュッとつまっているような像 かな・・・と。 返信
インディアンファイルと圧排像について、コメントありがとう。 インディアンファイルの用語の定義としては、細胞が一列に並んでいることが基本で(インディアンが馬に乗って、丘の上から町に攻めるときに縦列にならぶ場面からインディアンファイルと形容されている)、そこから細胞間の隙間を形成していることもインディアンファイルと言うようになっています。ポイントは細胞間の隙間。現在では一列に並んでいなくてもインディアンファイルと言ってしまうことも多いです。よく使われる症例としては小細胞癌や乳腺小葉癌。 一方、圧排像は圧排していれば「圧排像」と言うことができると思います。鋳型状やmoldingと同様の意味です。従って、核や細胞の配列が一列でも一列でなくても、細胞が押しあって密接に結合しているように観察されれば、圧排像や鋳型状と言うことができます。相互圧排像とも言います。対細胞や相互封入像もこの所見の範疇に入ります。よく使われる症例としては小細胞癌、乳腺硬癌やヘルペス感染細胞。 ただし、両者とも同じように使われてしまうことも多々あります。ですが、厳密には上述のような背景もあることを知っておかれると良いと思います。kumi氏のコメントが最も簡単で最も的確だと思っていただいて良いです。 で、今回の細胞画像ですが、ところどころに圧排像がみられます。円形核が一見主体のようですが、圧排による核形不整もみられます。右上2時ぐらいの方向など。ご確認ください。 返信
壊死性背景に、裸核様のN/C比の高い細胞が合胞状に出現。結合性は低く、周囲にも同様の細胞を数個認めます。核は類円形で、軽度の大小不同が見られ、クロマチンは細顆粒状。核小体は見られるものも有るが、不明瞭。以上より小細胞癌を疑います。
あたしが一番乗り?
PCでアップで見ると全然違うー
ってことで今度からPCで見ることに決定ww
所見
粘液性?(ネクってはない感じ)背景に結合性を持った集塊で出現
N/C比高く裸核様で細胞質はほぼなし
核は円形~類円形で大小不同は軽度
クロマチンは微細顆粒状で軽度増量
核小体はあるがそんなに目立たない
診断
adenocarcinoma
木目込み様配列で圧俳してたらsmallかもだったんだけど、
なんだかこれ重なり合ってるだけなんでは…
それになんだか核内封入体的なものとか、
切れ込み的なもとのかが見えたり…見えなかったり…
きっとせんせーのことだから一発目から引っかけてやろーと思ってるんではないだろかww
ゆきは引っかからない!!!!
とか言ってフツ―にsmallだったりして…ww
小型の裸核状の細胞がナイス圧排
背景は比較的きれいです。N/Cの高い裸核状の細胞が集塊状に出現しています。インディアンインク状に濃染した核が圧排像を示しています。以上から小細胞癌を考えます。・∀・
でもやっぱりsmallにしか見えない…
ゆきんこはやっぱりsmallにします!!!!
だってやっぱりこの裸核な感じとこの結合性は…
誰がどう見てもsmallなんではないだろか…
しかもこれ封入体なのか????
切れ込みなのか????
ナゾ―!!!!ww
深読みしすぎたあたし…
それにやすんこに『2億パーsmallだよ!!!!』って言われちゃったし……
コメントありがと。みんなの意見をもう少し待ちます。
壊死を伴う背景に小集塊状に細胞質の乏しい小型細胞が出現しています。細胞境界は不明瞭で核の圧排像を認めます。核クロマチンは微細顆粒状に増量がみられます。以上の所見より小細胞癌を疑います。
って言ってみます!
帰宅してパソコンで再確認したらまた更新させてもらいまーす!
気合い入れて書いたのに消えた…アドレスは必須なんですね…
壊死がみられる背景に所々圧排した配列を示した裸核様の細胞が出現。大きさは成熟リンパ球の4倍位。核は類円形で縁は明瞭だがしわは目立たない。核小体も目立たない。クロマチンは細顆粒状。以上より小細胞癌。
背景には少量の壊死が見られます。細胞はN/Cが極めて高く裸核状で、一部木目込み様配列をとって出現しています。
以上のことからsmall cell carcinomaを考えます。
ゆきんこに『2億パーsmall』と言ったことを晒されてしまったのでsmallじゃなかったらゆきんこに土下座して足の指舐めてハイヒールで踏まれます!*´д`ハァハァ←
で、責任持ってadenocarcinomaの否定理由。
その1:裸核様で細胞質無いほどにN/C比が高い。ゆえに核の偏在性も不明。ゆえに柵状配列等も見られない、腺腔形成も見られない。PCで超拡大すると集塊中に円形に並ぶ様な配列も見られますがロゼットはsmallでも見られる所見。
その2:クロマチンが増量して見える。比較対照が自分にはちょっと見つかりませんでわかりませんが、adenoだったらユウクロマチンなのでもっとクロマチンはファインになるかと。喀痰だから変性して濃く染まってくる可能性も有りますが。
その3:核小体不明瞭。adenoは明瞭。
その4:重積軽度。adenoがこれだけの細胞数の集塊で出たならば重積ももっと見られて良いと考えます。
以上よりadeno否定。
鑑別としては基底細胞増生やSCCの小細胞型を考えます。
基底細胞増生あんまり見たこと無いですが、核は大小不同等無く均一な細胞像だと思います(予想)
SCCの小細胞型は見たことないのでわかりません(笑)
似たような像で出るのかなと勝手に思っています(笑)
上記のようにやすかすにコテンパに否定されたので、
smallでィィと思います
どーもすいやせんww
小型の裸核状細胞が圧パイ集塊を形成しています。
クロマチンも増量。
小細胞癌を疑います!
小型で細胞質の極めて乏しい裸核様細胞がインディアンファイルとまではいきませんが軽度の重積を伴って見られます。
クロマチンの増量を認めますが、細顆粒状で核小体はほとんど認めません。
以上のことから小細胞癌を疑います。
初カキコです。よろしくお願いします。
画面左下に壊死物質が見られます。
結合が疎な細胞集塊で、集会の上あたりに木目込み様配列が見られます。
細胞は画面右上のリンパ球(ですよね?)の2~3倍ほどあり、裸核状でN/C非が非常に高いです。
核は類円形、一部に決め込み様配列に伴った核形不整が見られます。
クロマチンは細~粗顆粒状で、核小体は目立ちません。
以上のことから私もみなさんと同じ small cell carcinoma を考えました。
こんなに真剣な議論があった後に書き込むのもちょっと気が引けますが…
少量の壊死物質を背景に粘液を伴い、ある程度の結合性を有する細胞集塊が見られます。集塊に腺腔構造は見られず、一方で木目込み様配列が目立ちます。個々の細胞は裸核状で核小体は不明瞭、細胞質はとても淡いです。
以上より小細胞癌を考えます。
パソコンで見てみました!
やっぱsmallでいんじゃないっすかね!
背景に見られる少量の壊死も確認できたし、
大きさが微妙だったんですが好中球も確認できたし、
圧排もくっきり。
大きい画像で確認したかったことは出来ました。
修了試験のスクリーニングでみたsmallも
こんくらい重積してたんじゃないかなーって
思う今日このごろです
秋雨ですねぇ
背景に壊死物質が見られます。細胞を見るとN/C比の極めて高い小型裸核状の細胞が、圧排性~軽い重積性に出現しています。一個一個の細胞を見るとクロマチンが増量、核の大小不同が見られますが核小体は認められません。以上より小細胞癌を考えます。
先生!!!核の中に核内封入体みたいなのがあるような気がするんですけど、これは核内封入体ですか?それとも、気のせいでしょうか?
核内封入体かも…….とみている方が居ますが、どの細胞が核内封入体に見えるか教えてください。例えば、「細胞集塊の5時の方向にあります」など。
ゆきんこは集塊の7時方向?くらいのところの
ロゼットっぽくなってるところの真中の細胞が
核内封入体っぽく見えましたー
あと所々切れ込みっぽいのも見えるんですけど
これも細胞が重なってそう見えてるだけですか?
こんにちは
核内封入体っぽい所見よくわかりました。細胞を詳細によく観察されていて脱帽です。確かにそれっぽい所見見当たります。ただ、これが本当に核内封入体かどうかは正直わたしにも不明です。
腺癌細胞に認められる核内封入体は、封入体の輪郭が不明瞭なものと輪郭が明瞭なものがあります。不明瞭なものは本当に不明瞭ですが、封入体内部に相当する部分にクロマチン顆粒とか認められず、白っぽくぬけています。
輪郭が明瞭なものはその輪郭は核縁と同様の所見を持っており、核形不整の一所見と考えて良いです。
で、提示した画像ですが、輪郭は微妙に輪郭があるようにも見えるし、無いようにも見え、判断が難しいです。不明瞭な輪郭と考えた場合にはやや明瞭な所見ですし、明瞭な輪郭と考えた場合には逆に不明瞭すぎです。
ということで、私なりの結論としてはたまたま封入体のように観察されるもので、封入体ではないと思います。
インディアンファイルと圧排像の違いをどなたか教えてください。とくに、このキーワードを使って所見を記述した方へ。
核内封入体の件、解説ありがとうございます。
これを核内封入体と思い込んでしまったぱっかりに…
この一つではなんとも言えないですよねww
『インディアンファイル』と『圧排』の違い……????
同じような意味合いで使っていました
でも外部の先生でも教科書でも同じような意味で使ってるよね?ww
すごくざっくりとしたあたしのイメージでは
『インディアンファイル』はsmallに特異的な表現の仕方で、
一列ないし数列に連なって圧排してるイメージです
細胞(核)も四角くなる感じww
『圧排』は配列関係なく圧排があったら圧排なんでは?
だから圧排はsmallに特異的な表現ではないと思う
ごめんなさい、完全にイメージです!!!!
難しくて分からないよー……
イメージで書きます…
「圧排」は核の配列を示す時に使うことが多いかと思います。
ヘルペス感染細胞の所見に「核の圧排」とあることから、配列に規則性がなくてもよいし、同一細胞内の核の状態をあらわすこともできます。
細胞の形ちで圧排ってむしろ相互封入像…??
対して「インディアンファイル」は小細胞癌の個々の細胞の配列を示すときのみ使えるのではないでしょうか。
横並びに細胞が互いに押し合いながら(核を変形させながら)並んでいるイメージです。だから細胞質は介在した方がいいのかと。
今回の写真では個別の細胞だけど核同士が接して変形しているかのように見えたので圧排を使って所見を書いたのだと思います。
インディアンファイルも圧排も隣接する細胞や核が圧迫しあってるイメージなんですが…インディアンファイルは核と核が接しながら横に伸びてく細胞配列のことだと思います。
で、圧排は決まった細胞配列はなく、ただ単に細胞同士が圧迫しながら結合してる感じだと思うんですが…
インディアンファイルは核が一列、または数列横に並んでいるイメージで、圧排は核が押し合いへしあいしているイメージがあります。
どちらかというと、インディアンファイル状配列だと重積っぽくは見えないと思いました。だから今回はインディアンファイル状には見えませんでした。
書き込み遅くなりました・・・
今回の写真
比較的きれいな背景にN/c比の非常に高い小型な細胞が合胞状に出現。結合性は緩く、孤在性に出現している細胞も認められる。集塊の一部は圧排性を示している。
細胞質はほとんどみられず、裸核様の細胞である。
核は類円形で軽度の大小不同があり、クロマチンは細顆粒状で増量している。
核小体は小型で目立たない。
以上のことから、small cell carcinomaと考えます。
インディアンファイルと圧排の違いについては・・・
私もイメージでしかないのですが、
インディアンファイルは細胞同士が押し合い、核が変形しながら、さらにそれが一列ないし数列にならんで配列しているような、この名前に由来するような像
圧排は配列の形態に関係なく細胞同士が圧迫して、ギュッとつまっているような像
かな・・・と。
インディアンファイルと圧排像について、コメントありがとう。
インディアンファイルの用語の定義としては、細胞が一列に並んでいることが基本で(インディアンが馬に乗って、丘の上から町に攻めるときに縦列にならぶ場面からインディアンファイルと形容されている)、そこから細胞間の隙間を形成していることもインディアンファイルと言うようになっています。ポイントは細胞間の隙間。現在では一列に並んでいなくてもインディアンファイルと言ってしまうことも多いです。よく使われる症例としては小細胞癌や乳腺小葉癌。
一方、圧排像は圧排していれば「圧排像」と言うことができると思います。鋳型状やmoldingと同様の意味です。従って、核や細胞の配列が一列でも一列でなくても、細胞が押しあって密接に結合しているように観察されれば、圧排像や鋳型状と言うことができます。相互圧排像とも言います。対細胞や相互封入像もこの所見の範疇に入ります。よく使われる症例としては小細胞癌、乳腺硬癌やヘルペス感染細胞。
ただし、両者とも同じように使われてしまうことも多々あります。ですが、厳密には上述のような背景もあることを知っておかれると良いと思います。kumi氏のコメントが最も簡単で最も的確だと思っていただいて良いです。
で、今回の細胞画像ですが、ところどころに圧排像がみられます。円形核が一見主体のようですが、圧排による核形不整もみられます。右上2時ぐらいの方向など。ご確認ください。